「ガラテヤ書の学び」第10回(松本智昌)

 そして、本当の自由を得て、信仰を持てば、自然と湧き上がってくる愛があります。つまり、律法という教えをひたすら守る宗教生活では、自ら湧き上がる愛の活動は生まれないが、イエス・キリストの愛を知り、その愛を受け止めた時に、自己中心的な生活を送っている私たちにも、起きてくるイエス・キリストへの愛。これこそ、キリスト教信仰の本質であり、その信仰によって救われたなら、救われた人はその生活の中で何もしないことはなく、自らが、愛の実践活動を行おうとするようになります。